起動ディスクの完全データ消去

Windowsパソコンが先月のアップデート後からだんだん調子が悪くなり、ついに買い替えました。
それで古いPCの内蔵ハードディスクを全消去したいと思いました。
いわゆる、上書きで完全消去するやつです。

昔だったら起動デバイスをCD-ROMに変更して、ハードディスク消去ツールを実行とかでしたが、そもそもインストールディスクがありません。
最近だとCDドライブもついていない端末が多いので、もっと簡単な方法があるはずだと思い調べました。
(ていうかイマドキBIOSではないはずで、UEFIとかさっぱりわからん…)

※完全消去したい古いマシンは「Windows10」です。Windows8だと多分手順が違います。要注意。

[1]USBメモリを用意
起動ドライブとしてUSBメモリを指定することになります。
使っていないUSBメモリを用意してください。
USBメモリは8GB以上の容量(空き容量ではなく全容量)が要求されます。

[2]インストール用USBメモリを作成
Microsoftが提供している「メディア作成ツール」で簡単に「インストール用USBメモリ」が作れます。
手順は下記。
https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1508/06/news034.html

[3]起動ディスクを変更する方法を調査
まずは起動ドライブをUSBメモリに切り替える方法を事前にネットで調べておきます。
これは機種ごとに違います。
私の古いマシンはマウスコンピューターのやつなので調べると「PC起動直後に F7 or F11 or F12 を素早く連打」だそうです。
昔は押しっぱなしだったと思いますが連打方式が主流なんでしょうか?

https://www2.mouse-jp.co.jp/ssl/user_support2/sc_faq_documents.asp?FaqID=28732

[4]USBメモリから起動
早速USBメモリから起動してみます。

  • 「インストール用USBメモリ」をPCに刺したまま再起動します。
  • PC起動直後にさっきの手順を実行。試したところF7連打で行けました。
  • 「please select boot device」という画面が出てきたら成功です。カーソルキーで「UEFI:(USBメモリ名)」を選びます。今回はELECOM製のUSBメモリだったので「UEFI: ELECOM MF-BSU3 PMAMP, Partition 1」という表示でした。
  • すると「Windowsセットアップ」画面が起動します。成功です。

[5]内蔵ハードディスクのデータを消去する
無事USBメモリから起動できたのであとは「diskpart」を使ってデータを完全消去します。

  • [Shift]+[F10]でコマンドプロンプトを開く。
  • diskpart コマンドを打つ。プロンプトが「DISKPART>」になるのを確認。
  • DISKPART> list disk
  • 認識されているdisk一覧が出てくるので消したいdisk番号を覚える。ここでは「ディスク0」だった。※ディスク1はおそらくUSBメモリ自身。容量で判定すればいい(当然だがドライブ構成によって異なる)。
  • DISKPART> select disk 0
  • この状態で再度「list disk」と打つと。「ディスク0」の行の先頭に「*」マークが付くはず。これは「ディスク0」が選択されていることを示す。
  • DISKPART> clean all
  • 時間がかかるがプロンプトが戻ってくるまで待つ。
  • これでディスクが全て0で上書きされたことになる。

データ消去は1TBだったので一晩はかかると思っていたのですが実際は2時間ぐらいだったので意外と早かったです。

使ったUSBメモリは今後起動ドライブとして再度使う必要がないなら、フォーマットしなおして通常のUSBメモリに戻しておきましょう。確かNTFSでフォーマットするとMacで使えなかったはずで要注意(普通はFAT32でOK)。

参考にしたページ:
https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1004/16/news101.html